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比較

HEIC と JPG の違いは?どちらの写真形式を使うべきか

HEIC と JPG をサイズ、画質、互換性、機能の観点から実践的に比較。HEIC のまま保存すべきときと、JPG に変換すべきときをわかりやすく解説します。

著者:HEIC.IS公開日 更新日 3 分で読めます
HEIC と JPG の形式を比較したイメージ

iPhone を使っていると、一度は「写真は HEIC のままでいいのか、それとも JPG のほうがいいのか」と迷うものです。答えは画質よりも(どちらもきれいに見えます)、写真をどこで使うかによって決まります。

結論から言うと

  • iPhone・iPad・Mac・iCloud 写真の中だけで使う写真は HEIC のままで問題ありません。容量を節約でき、失うものもありません。
  • 共有、アップロード、印刷、Apple 以外のデバイスで開くときは JPG を使いましょう。どこでも使えます。

比較表

HEICJPG
登場2015 年(HEIF 規格)、2017 年から iPhone の標準1992 年
圧縮方式HEVC(H.265)JPEG(DCT)
同程度の画質でのサイズ小さい(半分程度のことも)大きい
色深度1 チャンネルあたり 8・10 ビット以上1 チャンネルあたり 8 ビット
透過ありなし
1 ファイルに複数の画像あり(連写、深度、サムネイル)なし
拡張機能なしで Windows で開けるいいえはい
Web サイトやフォームでの受け付け受け付けないことが多いほぼ常に可

ファイルサイズ

HEIC の最大の強みは効率です。HEVC はより高度な予測と、大きく可変なブロックを使うため、同じ細部を表現するのに JPEG より少ないバイト数で済みます。Apple が HEIC を選んだのも、同じ容量により多くの写真を保存するためです。

HEIC を JPG に変換すると、ファイルはたいてい大きくなります。驚く人も多いのですが、これは普通のことです。サイズが気になる場合は変換時にリサイズしましょう。HEIC 圧縮ツールなら、両方を一度に行えます。

画質

通常の表示サイズでは、きちんとエンコードされた JPG と同じ写真の HEIC はほとんど見分けがつきません。違いが出るのは低ビットレートのときで、JPG は先にブロックノイズや色の段差が目立ち始めますが、HEIC はより緩やかに画質が落ちます。

HEIC は 10 ビットカラーも保存でき、HDR やグラデーションのある空の写真で効果を発揮します。変換後の JPG は常に 8 ビットですが、日常的な写真ではまず気になりません。

HEIC から JPG への変換は非可逆の処理です。高画質なら劣化は目に見えませんが、何度も変換を繰り返すのは避けましょう。編集用にロスレスのコピーがほしい場合は PNG に変換します。

互換性

ここは JPG の圧勝です。あらゆる OS、ブラウザ、写真編集ソフト、SNS で開けます。HEIC は Apple では完全対応、Android では一部対応、Windows では拡張機能が必要です。ビザ申請、フリマサイト、求人サイトなど、多くのオンラインフォームは今も HEIC を受け付けていません。

機能

HEIC は複数の画像や追加データを格納できるコンテナです。Live Photos の静止画、ポートレートモードの深度マップ、シーケンス、透過などを保存できます。JPG は 1 枚の画像のみです。変換時にはメインの画像だけが保持されます。

どちらを選ぶべき?

シンプルなルールは 「保存は HEIC、共有は JPG」 です。ライブラリは効率よく保ち、送る必要がある写真だけを変換しましょう。

もう迷いたくない場合は、iPhone で 設定 → カメラ → フォーマット → 互換性優先 を選びましょう。すでに HEIC ファイルがたくさんあるなら、HEIC から JPG への変換ツールでまとめて変換できます。もちろん、ブラウザ内でプライベートに処理されます。

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